「豆腐づくり」をしてみました(3ページ)

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5 にがり打ち

 キット付属の温度計で豆乳の温度を測り、70℃(冬季は75℃)でにがりを入れます。豆乳の温度が高いときは冷めるまで待ち、低いときは少し暖め直します。この温度が大切なようで、低いと固まらず、高いと早く固まってざらざらになるようです。

 にがりは木のへらにたらしながら5秒ほどで均等になるように入れます。直後に1〜2回ぐるりとかきまわして、へらを使って流れを止めるようにします。始めにかきまわすのは、にがりを均等にするため、また、にがりを入れた直後から固まり始めますから、すぐに回転を止めないと、固まりかけた豆腐がぼろぼろになります。

 蓋をして、10分程度すると、写真のように柔らかい豆腐ができます。

 おたまですくっておぼろ豆腐を食べると、暖かく、柔らかく、とても美味しいです。

凝固完成
↑豆腐ができたところ
おぼろ豆腐
↑おぼろ豆腐




6 型入れ

 豆腐が固まったら、まだ温度が高いうちに型に入れます。木枠に仕上げ布を敷き、おたまで豆腐をすくって均等になるように入れていきます。
 このキットでは、ちょうど木枠一杯になりました。上面に布をかぶせ、木蓋を置き、重しを載せて水切りをします。時間は20分くらいにしました。
木枠
↑豆腐を四角くする木枠
水切り
↑水切り

 
 



7 さらし・完成

 豆腐を布ごと木枠からはずして水に入れ、30分ほどさらします。これは温度を下げることと、にがりのアクを抜くためだそうです。

 まともな四角い豆腐ができて、少し感激です。できた豆腐は湯豆腐にして食べました。
 味は、う〜ん、まあまあというのが正直なところでした。美味しいのですが、かすかに大豆の青臭さが残っているかな? という感じでした。
 ただ、我が家の5歳と2歳の子どもたちは、「豆腐は何からできているの?」というと「大豆」(そんなの、当たり前!)という様子で答えるようになりました。



 まだ大豆がありますので、こんどは、よりおいしく作ることにトライしてみようと思います。
さらし
↑さらし
湯豆腐
↑湯豆腐にしました

 



 本文は、学研のキットについていた説明書の、「作り方」をもとにさせていただきました。

 また、いろいろなWebページで豆腐づくりを調べていたら、手作り豆腐で少し気になるページを見つけました。
「お豆腐ランド/自家製豆乳の危険性(02年10月1日)」
 http://www.toyoshinpo.co.jp/tofu/0210_tofu/tofu_1.html
大きな問題は無かろうと思いますが、専門家ではありませんので詳細はわかりません。私は気にせず食べました。


宮田 佳則 (新潟高校) 

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