5 にがり打ち キット付属の温度計で豆乳の温度を測り、70℃(冬季は75℃)でにがりを入れます。豆乳の温度が高いときは冷めるまで待ち、低いときは少し暖め直します。この温度が大切なようで、低いと固まらず、高いと早く固まってざらざらになるようです。 にがりは木のへらにたらしながら5秒ほどで均等になるように入れます。直後に1〜2回ぐるりとかきまわして、へらを使って流れを止めるようにします。始めにかきまわすのは、にがりを均等にするため、また、にがりを入れた直後から固まり始めますから、すぐに回転を止めないと、固まりかけた豆腐がぼろぼろになります。 蓋をして、10分程度すると、写真のように柔らかい豆腐ができます。 おたまですくっておぼろ豆腐を食べると、暖かく、柔らかく、とても美味しいです。 |
![]() ↑豆腐ができたところ |
![]() ↑おぼろ豆腐 |
6 型入れ 豆腐が固まったら、まだ温度が高いうちに型に入れます。木枠に仕上げ布を敷き、おたまで豆腐をすくって均等になるように入れていきます。 このキットでは、ちょうど木枠一杯になりました。上面に布をかぶせ、木蓋を置き、重しを載せて水切りをします。時間は20分くらいにしました。 |
![]() ↑豆腐を四角くする木枠 |
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![]() ↑水切り |
7 さらし・完成 豆腐を布ごと木枠からはずして水に入れ、30分ほどさらします。これは温度を下げることと、にがりのアクを抜くためだそうです。 まともな四角い豆腐ができて、少し感激です。できた豆腐は湯豆腐にして食べました。 味は、う〜ん、まあまあというのが正直なところでした。美味しいのですが、かすかに大豆の青臭さが残っているかな? という感じでした。 ただ、我が家の5歳と2歳の子どもたちは、「豆腐は何からできているの?」というと「大豆」(そんなの、当たり前!)という様子で答えるようになりました。 まだ大豆がありますので、こんどは、よりおいしく作ることにトライしてみようと思います。 |
![]() ↑さらし |
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![]() ↑湯豆腐にしました |
本文は、学研のキットについていた説明書の、「作り方」をもとにさせていただきました。
また、いろいろなWebページで豆腐づくりを調べていたら、手作り豆腐で少し気になるページを見つけました。
「お豆腐ランド/自家製豆乳の危険性(02年10月1日)」
http://www.toyoshinpo.co.jp/tofu/0210_tofu/tofu_1.html
大きな問題は無かろうと思いますが、専門家ではありませんので詳細はわかりません。私は気にせず食べました。
宮田 佳則 (新潟高校)
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