このページの豆腐づくりは、物理教育とは関係ありません。我が家に幼児が2人いるので、「豆腐ってこうやって作るんだよ」というような意味合いで、実は私も経験のない豆腐づくりをしてみました。一応教員なので、家庭での教育などという意味も少し考えました。
豆腐づくりのセットはいくつかの会社から販売されています。例えば、
・学研 「手作り木綿豆腐キット」 大豆、にがり8丁分、温度計付きで
4,305円
http://www.gakken.co.jp/ から 「オンラインショップ」へ
・中村理科 「手作り豆腐セット」 にがり30丁分、大豆と温度計は別で
3,150円
大豆フレークが別売で(分量不明) 210円
http://www.12rikachan.com/
上のキットにはいずれも豆腐づくり枠、豆乳絞り袋、豆腐用あて布が含まれています。
その他、インターネットで「手作り豆腐セット」や「手作り豆腐キット」で検索すると、たくさん出てきます。
今回は、「豆腐が(フレークではなく)丸い大豆から作られる」ことを子どもに見せたかったことと、温度計を含め、必要なものがほぼそろっていることから、学研から通販でキットを購入しました。基本的にはどこの製品も違いはないと思います。キットはインターネットで注文後、2〜3日で届きました。
私自身、豆腐づくりの経験が無かったものですから、1回目はいろいろな加減がわからず、説明書とインターネットで調べた事柄を参考にとにかく作ってみました。2回目からは何となく要領がわかってきたので、若干説明書と違うことも試しながら、ほぼ満足する出来となりました。
他でも紹介されていますが、以下に、豆腐づくりの手順を紹介します。
1 大豆の漬け込み 大豆280g(2丁分)を良く洗い、ボールに入れ、水で浸します。浸す時間は水温により異なり、次の式で求めることができます。 浸す時間(時間)=30−水温(℃) ただし、説明書によると、夏は5〜6時間とあります。最低5〜6時間で、後は上の式ということでしょう。 別に調べたところには、「夏は半日、冬は1日程度」とありました。今回、水温が6〜7℃でしたので、丸1日浸しました。 漬け込みが完了したことの確認は、大豆を輪切りにしてみて、中心にすき間がほとんど無く、全部が乳黄白色になっていることを確かめました。 大豆は水を吸うと体積が増えますので、初めの水は多めにしたほうが良いです。 |
![]() ↑キットについてきた大豆 |
![]() ↑漬け始め |
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![]() ↑1日後 |
2 ミキサーにかける ミキサーの大きさにもよりますが、負担が大きくなりすぎないように、漬け込みが終わった大豆3分の1くらいと水280〜290ccをミキサーに入れ、2分間砕きます。 ・説明書には、大豆を漬け込む水を、始め1,200ccとし、漬け込みが終わったら、残りの水も豆と一緒に3分の1にして使用するよう書いてありましたが、どうも大豆の青臭さが豆腐に残るので、浸した水は捨ててしまい、新しい水を合計860ccになるように使用しました。上に書いたミキサーに入れる水280〜290ccは、この860ccの3分の1です。 ・ミキサーにかける時間は3分を超さないように注意書きがありました。3分を超えると固まる力が弱くなるそうです。2分以上にする理由もなかったので、説明書のとおり2分にしました。 ミキサーにかけた後の液体を、生呉(なまご)というそうです。 |
![]() ↑ミキサーにかける前 |
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![]() ↑ミキサーにかけた後 |
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