![]() 次の図のように、摩擦のある斜面上を、物体がA点からB点まで滑り降りることを考えます。 ![]() エネルギーの原理(運動エネルギー変化=された仕事)の式は、 ![]() (運動エネルギー変化 = 重力のした仕事 + 動摩擦力のした仕事) となります。 式を変形して、 ![]() (力学的エネルギーの変化 = 動摩擦力からされた仕事) このように、力学的エネルギーは、保存力以外の力からされた仕事の分だけ変化します。 ![]()
![]() 図のように、静止している質量 0.50kgの物体に、手で鉛直上向きに力を加えて、その向きに 1.0m移動させると、速さは 4.0mとなった。物体が手からされた仕事は何Jか。ただし、重力加速度の大きさを 9.8m/s2とする。 ![]() ![]() 図のように、はじめの位置を基準水平面とします。 手が物体を押し上げる力は保存力ではないので、 力学的エネルギーの変化 = その間に手からされた仕事 が成り立ちます。 手からされた仕事 ![]() ![]() 力学的エネルギーの表は次のようになります。 (注意:力学的エネルギー「保存」ではありません) ![]() 力学的エネルギーの変化 = その間に手からされた仕事 の式は ![]() 式から、 ![]() ![]() ![]() |
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