![]() 下の図は、質量 ![]() ![]() どちらの経路で移動しても、この間に重力がする仕事は ![]() ![]() このように、力がする仕事が途中の経路によらず、はじめと終わりの2点だけで決まるとき、その力を「保存力」といいます。 重力のほかに、弾性力も保存力です。 ![]() 重力やばねの弾性力は保存力です。 重力なら基準水平面、ばねの弾性力なら自然の長さを基準となる点とします。 保存力の場合、ある点から基準となる点まで物体が移動する場合、それぞれの力がする仕事が途中の経路によらず、はじめの点の位置だけで決まるので、「位置エネルギー」を定めることができるのです。 ![]() ![]() B点の高さを基準水平面とすると、A点からB点まで質量 ![]() ![]() ![]() よって、A点で物体が持つ、重力による位置エネルギーは ![]() ![]() ![]() 上の図のように、物体をA点からB点まで移動させる場合、人が引く力や動摩擦力がする仕事は、経路によって異なってきます。(仕事=力×距離 だから) よって、これらの力は保存力ではありません。 |
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