仕事の原理・仕事率(6)

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速さと仕事率(教科書p93下)



 図のように、Aくんが、荷物にの大きさの力を加え、速さで移動させています。
 このとき、力がする仕事率は、次のように表すことができます。

 時間秒間に距離だけ移動したとして、



 したがって、
 
     教科書p93(62)式 
  



問題集p65 問題133

図のように、粗い水平面上で、物体に力を加えて一定の速さ 10m/sで引いた。物体が受ける動摩擦力は 4.0Nであったとして、次の各問に答えよ。
(1) 物体に加えた力の大きさはいくらか。
(2) 加えた力がする仕事の仕事率はいくらか。
(3) 物体が、10m/sとは異なる一定の速さで運動しており、このとき、(1)と同じ大きさの力がする仕事の仕事率が 60Wであった。物体の速さはいくらか。




<解答>

(1) 一定の速さで移動しているので、物体に加えた力は動摩擦力とつりあっている。
 よって、物体に加えた力は
4.0 N




(2) 加えた力がする仕事率は、

  =4.0×10=
40 W


(3) より
  60=4.0×
  
15 m/s




簡単でしょ?




  
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