![]() ばね定数の大小は、どんな意味があるでしょう。 ・ ばね定数が大きいと、フックの法則より、 ![]() 少し伸びた(縮んだ)だけで、大きな弾性力となる → 少し伸ばすのにも大きな力が必要 → 強いばね ・ ばね定数が小さいと、フックの法則より、 ![]() ばねが伸びても(縮んでも)小さな弾性力である → ばねを伸ばすのに小さな力でよい → 弱いばね 「ばね定数」はばねの強さを表すのです。 |
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![]() 図は、ばねの弾性力 ![]() ![]() A,Bのどちらのばねのばね定数が大きいか。理由とともに答えよ。 ![]() <考え方・その1> ![]() 上のように考えられることから、問題のグラフとフックの法則の式( ![]() 「グラフの傾きが、A>Bであることから、Aのばねのばね定数がBのばねのばね定数より大きい」ことがわかります。 <考え方・その2> 下の図のように、同じ長さだけばねを伸ばした場合、ばねの弾性力はAのばねの方がBのばねより大きくなります。 ![]() よって、「Aのばね方がBのばねより「強いばね」であることから、Aのばねのばね定数がBのばねのばね定数より大きい」ことがわかります。 <考え方・その3> 下の図のように、ばねに同じ弾性力が生じている場合(=同じ力で引いている場合)、ばねの伸びはAのばねの方がBのばねより小さくなります。 ![]() よって、「Aのばねの方がBのばねより「強いばね」であることから、Aのばねのばね定数がBのばねのばね定数より大きい」ことがわかります。 |
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「さまざまな力」はおしまいです。![]() |
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