水平投射
(3)
放物線の式(教科書p32 (28)式)
数学で、
のグラフを「放物線」といい、「ものを投げたとき、物体の描く軌跡はこの線のようになるんだ」と習ったと思います。
(↑放物線(
>0) 上下ひっくり返すと、ものを放ったときの軌跡となる)
水平投射における、物体が描く軌跡(
と
の関係
)を求めます。
水平方向は
等速直線運動だから、
鉛直方向は
下向きを正として、等加速度(2)式より
これらの式から、
と
の関係は、次のようになります。
の式より
これを
の式に代入して
放物線の式になりました。
よって、ものを投げたとき、物体の描く軌跡は放物線となることがわかります。
上の「水平投射」の図のように、
軸の正の向きを下向きとすると、
のグラフは下の図のようになります。
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