等加速度直線運動のグラフ(4)

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問題集 p8 基本例題3 のグラフと状況の図





(3)
変位と時間との関係を表すグラフ

AB間、BC間、CD間の各移動距離は次のとおりです。

  AB間  0〜100s   1500m
 BC間   100〜180s  2400m
 CD間  180〜300s  1800m
   合計    5700m

よって、B点は=1500m、C点は=1500+2400=3900m、D点は=5700mです。

グラフについて、BC間は等速直線運動なので、直線となります。

 <重要>
 AB間、CD間のように物体が等加速度直線運動をしているとき、変位と時間の関係は、等加速度2本目の式から、



 となりますので、頭の中を数学の時間に切り替えると、の2次関数となります。

 したがって、グラフのかたちは の係数(加速度)が正のとき、下にの放物線となり、が負のときには、上に放物線となります。 


以上のことを合わせて考えて、グラフは次のようになります。




<教科書p49 問題6、問題集p10 問題22 等をやってみよう!>

  
 → [利用例2]「負の加速度の運動」へ 
   
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