等加速度直線運動のグラフ(2)

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問題集 p8 基本例題3 のグラフと状況の図





BC間(100s〜180s)の加速度

この間は等速直線運動なので、
加速度0です。(グラフの傾き0)


CD間(180s〜300s)の加速度

この間の加速度は、加速度の式 より



よって、加速度は、
進行の向きと反対の向きに 0.25 m/s となります。


(参考)
・ ここで、グラフの傾き(180s〜300s)を求めると、

 となります。

つまり、
グラフの傾きが加速度を表すことになります。


以上をまとめると、

・AB間( 0s〜100s)は、= 0.30 m/s の等加速度直線運動
・BC間(100s〜180s)は、等速直線運動(加速度=0
・CD間(180s〜300s)は、= −0.25 m/s の等加速度直線運動
となります。

よって、グラフは、次のようになります。

 (進行の向きが正の向きです)



グラフは、「等加速度」の範囲内で、横一直線(一定)のグラフになります。
 そして、加速度の値が変わる点で、グラフは不連続となります。

  
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