相対速度(6)

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<解説>教科書p23「問12」

 鉛直下向きに落下する雨滴を、水平方向に速さ 5.0m/sで進む電車の中から見たとき、雨滴は鉛直方向から 30°傾いて落下するように見えた。地面で静止する人が見る雨滴の速さは何m/sか。



 <見取り図>は、下の図のようになります。



 
 <ベクトルの図>を別に書くと、下のようになります。





 図でできる三角形が、30°,60°,90°の直角三角形になるので、辺の比は、1:2:となります。
 従って、地面で静止する人が見る雨滴の速さは、5.0(m/s)となります。



  
答え 8.7m/s
  (有効数字は2ケタです。また、速さを答えるので、向きは不要です)

 ついでに、相対速度の大きさ(電車に乗っている人から見た雨滴の速さ)は、図より、10m/sとなります。




 おしまい

 ししまい
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