「ベクトル」(教科書p15) ・ 「速度」のように、大きさと向きで定まる量を「ベクトル」といいます。 「力」や、やがて学ぶ「加速度」なども、ベクトルです。 記号では、のように、文字の上に矢印をつけて表します。 ベクトルの大きさは、 や、 のように表します。 (この例の場合は「速さ」となります) <参考> ・ 「速さ」や「質量」、「時間」、「温度」など、大きさだけで定まる量を「スカラー」といいます。「東向きに20kg」とか言わないでしょう。 「位置と変位」(教科書p16) ・ 「変位」とよばれる量も、大きさと向きで定まる「ベクトル」です。 教科書p16 問7の図で例示します。
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「ベクトルの図示」 ベクトルは、その大きさに相当した長さの矢印を、その向きに合わせて図に示します。 ベクトルは、大きさと向きで定まりますので、位置は問いません。 下の図の2つのベクトルは、大きさと向きが等しいので、であり、等しいベクトルです。 ベクトルは、都合のいいところに平行移動してもかまわないということです。 |
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