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143: オール電化に負けた?・その3

 私は以前、「オール電化」を否定するような文を書いたことがあります。
 でも、決して「オール電化」がダメと思っている訳ではありません。
 ただその時は、原発がらみで東京電力のやり方がおかしいのではないかと
 異を唱えただけなんです。(「鳥小屋日記」第81回第82回参照)
 「これが唯一絶対」という考え方に対する反発だったと思います。

 で、元に戻りますが、暖房のからみで猫の話でした。

 冬になって、1匹の猫のオシッコの具合が悪くなりました。
 原因はよく分かりませんが、腎不全というような診断でした。
 動物病院に行って注射をしたり、薬を飲ませたりの毎日になりました。
 猫は保険がききませんので、病院の費用もバカになりません。

 ただ、相変らず「オール炭化」の生活をしていまして部屋は少々寒めでした。
 その猫は、オシッコの出が悪い上に、次は下痢も併発しまして、
 踏んだり蹴ったりのダブルパンチです。1ヶ月経ってもよくなりません。

 トイレの回数が多いので、「猫のお世話係」(私です)も大変です。
 また、「炭」の暖房は、風情があって値段も安そうなのですが、
 種火に火を付けて・・・、火の起き具合を見て・・・と、結構手間隙かかります。
 24時間火を保つのは「炭のお世話係」(これも私)も大変です。

 「オール炭化」を一時諦めて、エアコンと床暖に変えることにしました。
 すると、前より暖ったかになったせいか、猫の具合もよくなってきました。
 もしかして、猫の不調の原因は寒さだったかもしれません。それ以来、
 我が家は、エアコンと床暖を24時間付けっ放しの「オール電化」です。
 いくら節約・節約と言っても、子供達(猫)の健康が一番ですからね。

 しかし、1月の電気代の請求書が来てビックリしました。
 ガス代と合わせると、3万5千円・・・です。その上、猫の病院代が5万円・・・。
 5千円でも節約を、と思っていたのですが、かえって高いものに付きました。

 「オールタン(炭)化」だ、なんて粋がっていたのですが、ダメでしたかネ。
 やっぱり、♪ホッとしてグゥ〜♪の「おーるデンカ」すればよかったでしょうか。
 でも、我が家だって「かかぁデンカ」で♪ホッとしてグゥ〜♪ですけど(?)ネ。

                        (2005年2月1日・記)                          

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