B13.燃えるシャボン玉

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燃えるシャボン玉


分野
 気体 力学(浮力) 等

内容
 「B12.ヘリウムのシャボン玉」で、ヘリウムガスが高価なので、都市ガスで、ヘリウムと同じ方法でシャボン玉をつくります。都市ガスの主成分はメタンなので、シャボン玉はゆっくりと上昇していきます。
 さて、中身がメタンだと、つい、火をつけてみたくなります。そこで、ライター(着火マンが便利)で、シャボン玉に火をつけると、「ボワン」という感じで火の玉のように空中で燃え、大変おもしろいです。

注意点
 とにかく、燃えますので危険です。まわりに燃えやすいものがないことを確認しましょう。都市ガスをとるポリ袋は、20リットル程度のあまり大きくないものが良いと思います。中の空気を絞り出すようにしてできるだけ都市ガスだけがポリ袋にはいるようにします。空気と適度に混ざってしまうと、爆発しやすくなります。都市ガスだけなら、万が一火がついても、まわりから「ボワン」という感じで燃えるだけです。
 かなりガス臭くなるので、実験は短時間で終わらせ、換気を十分します。ポリ袋に余ったガスは、屋外に拡散させます。子供とやるときは、あまり近くでやらずに、また、気分が悪そうな子がいないか、気を配ります。

 
参考 都市ガスの成分
 (北陸ガスさんに教えていただきました)
都市ガスの成分


 
 

宮田 佳則 (新潟高校)

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