熱量の保存(4)

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答え合わせ

問題4(教科書p120例1)
断熱材で囲まれた熱容量 60J/Kの熱量計がある。この容器に 2.0×10gの水を入れると、全体の温度が 23.0℃になった。さらに、この容器の中に、100℃に加熱した質量 1.0×10gのアルミニウム球を入れ、静かにかき混ぜると、全体の温度が 30.0℃になった。この実験結果から、アルミニウムの比熱は何J/(g・K)となるか。ただし、水の比熱を 4.2J/(g・K)とする。





(1) 水が得た熱量は

  200×4.2×(30.0−23.0) 


(2) 熱量計が得た熱量は

  60×(30.0−23.0) 


(3) アルミニウム球が失った熱量は
 アルミニウムの比熱をとして

  100××(100−30.0) 


(4) アルミニウムの比熱を求めよ。

   より

  200×4.2×(30.0−23.0)+60×(30.0−23.0)=100××(100−30.0)
  200×4.2×7.0+60×7.0=100××70

 100で割って、7.0で割って

  2.0×4.2+0.60=×10
  9.0=10

  =0.90

   
答え 0.90 J/(g・K)




今回はこれでおしまい。

  ここは苫小牧





  
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