熱と温度(4)

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比熱(教科書p119)
 カンカン照りの夏に海水浴に行き、駐車場や浜茶屋から長い砂浜を裸足で歩いて海に向かうとき、砂浜の砂が熱くて「アチチチ!」と走ってしまいます。
 海の海水と砂浜と、同じように太陽に照らされているのに、砂は水より温度が上がっていることがわかります。



 このように、物質には温まりやすいものと温まりにくいものがあります。

 ある物質1gの温度を1K変化させる(=1変化させる)熱量を、その物質の
比熱といいます。


 水1gの温度を1K変化させる熱量は、4.2Jです。

 よって、水の比熱は、4.2J/(g・K)です。

 比熱の単位は、「1g、1Kあたり」の熱量なので、「J/(g・K)」(ジュール毎グラム毎ケルビン)となります。



  
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