仕事率(教科書p93)

Aくんが、時間 〔s〕かけて 〔J〕の仕事をしました。
ところが、Bくんは、同じ仕事をあっという間にしました。
AくんとBくんでは、同じ仕事をしたとしても、仕事の能率が違います。
1秒あたり、どれほどの仕事をするかという仕事の能率を、「仕事率」といいます。
一般的に仕事率を、 で表し、その単位には W(ワット)を用います。
は power の頭文字です。単位のワットは人名ですから、大文字です。

物理量(速さとか、時間、力の大きさ、仕事、仕事率など)を表す記号と、物理量の単位をごちゃ混ぜにしないように注意しましょう。
物理量 |
記号 |
英語 |
単位 |
単位の読み方 |
仕事 |
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work |
J |
ジュール |
仕事率 |
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power |
W |
ワット |
(一般的な)力 |
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force |
N |
ニュートン |
垂直抗力 |
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normal force |
N |
ニュートン |
(物理量はイタリック(斜体)で、単位は傾かない立体で表します)
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