![]() 図のように、粗い水平面上に置かれた物体にひもをつけ、水平方向から 60°上向きに、20Nの力を加え続けたところ、物体は面に沿ってゆっくりと 5.0m移動した。このとき、次のそれぞれの力がした仕事は何Jか。 (1) 加えた力 (2) 重量 (3) 垂直抗力 (4) 動摩擦力 ![]() ![]() 斜めの力を水平方向、鉛直方向に分解したとき、水平方向の分力の大きさは 10Nになります。 ![]() (1) 加えた力がした仕事は ![]() ![]() ![]() (2) 重力は、物体の移動方向と常に垂直にはたらくので、仕事をしない。 0 J (別の考え方:重力の向きである下向きには物体は少しも移動しないので、重力のした仕事は0J) (3) 垂直抗力は、物体の移動方向と常に垂直にはたらくので、仕事をしない。 0 J (別の考え方:垂直抗力の向きである上向きには物体は少しも移動しないので、垂直抗力のした仕事は0J) (4) 物体を引いているにもかかわらず、物体は「ゆっくりと」移動した(加速も減速もしない)ことから、物体にはたらいている動摩擦力は、物体の移動と逆向きに、10Nとなります。 ![]() よって、動摩擦力がした仕事は、 ![]() ![]() ![]() |
||
→ 教科書の問題 へ |
||
![]() |
||
|