空気抵抗(3)

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空気抵抗がある場合のグラフ

空気抵抗がある場合の物体の落下の様子を、横軸に時間、縦軸に落下速度をとってグラフをえがくと、図のようになります。



ポイント 
落ちはじめ
 初速度0なので、落ちはじめは空気抵抗はありません。よって、加速度で加速し始めます。
 グラフの傾きがとなります。

ポイント
途中
 空気抵抗が生じますので、加速度はより小さくなります。
 グラフの縦軸、が大きくなるほど空気抵抗が大きくなるので、の増加の割合が小さくなります(グラフの傾きが小さくなります)

ポイント
終端速度
 空気抵抗の大きさが重力とつりあうと物体の加速度は 0 となり、落下速度は終端速度 で一定となります



教科書p85 問36
 質量 2.0kgの物体が、空気抵抗を受けて等速で落下している。空気抵抗の大きさは何Nか。ただし、重力加速度の大きさを 9.8m/sとする。


  
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