![]() 粗い板の上に物体を乗せ、板を徐々に傾けていくと、板と水平とのなす角がある大きさをこえるとき、物体はすべり始めます。 このときの角度を「摩擦角」といいます。 物体がすべり始める直前の斜面の角度を ![]() すべり始める直前なので、このときの摩擦力は最大摩擦力 ![]() ![]() 斜面に平行な方向のつり合いから ![]() 斜面に垂直な方向のつり合いから ![]() 最大摩擦力の式は ![]() となります。 よって、静止摩擦係数μは ![]() これが、教科書p76下の(51)式です。
・摩擦角を測ると、静止摩擦係数を求めることができます。 ・静止摩擦係数がわかると、摩擦角を求めることができます。 ![]() ![]() であることから ![]() となります。 |
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