力のつりあい(1)

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  教科書p58〜61   


2力のつりあい(教科書p58)



図の、「おもり」が受ける力は、下向きに重力、上向きに糸の張力です。

おもりが2つの力を受けているのに静止しているとき、2つの力はつりあっているといいます。

2力のつりあい
 
ある物体にはたらいている2力が 
・逆向き
・同じ大きさ
・同一直線上(同一作用線上)

  は、

    = −

  の合力が ということもできます。 

    … 教科書(40)式


 力の大きさだけを考えれば、

    となります。(力の向きは逆向き)




教科書p58 問26

 重さ 5.0Nのおもりを糸につるして静止させた。おもりにはたらく糸の張力の大きさは何Nか。


<解答>


 「重さ」とは、重力の大きさです。
 おもりにはたらく糸の張力と重力はつりあっているので、
 糸の張力の大きさは重力の大きさと等しい 5.0N


 簡単ですね。


  
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