鉛直投げ上げ
(5)
練習問題(教科書p40 類題3)
鉛直上向きに発射された小球が、高さ 4.9mの最高点に達した。小球の初速度の大きさは何m/sか。また、発射されてから最高点に達するまでの時間は何秒か。ただし、重力加速度の大きさを 9.8m/s
2
とする。
<解答>
初速度の大きさを
〔m/s〕、最高点に達するまでの時間を
〔s〕とします。
初速度の大きさ
「最高点」は
=0
です。問題文に示されているのは最高点の高さ
=4.9
mだけで、最高点に達する時間はわかりません。(後に求めます。)
よって、
使う式は速度と変位の式(時間を含まない式)
の、等加速度(3)式となります。
2
−
2
= 2
より
0
2
−
2
=2×(−9.8)×4.9
2
=9.8×9.8
よって、
=
9.8 m/s
>0 となるのは明らかなので、「
=
9.8、
>0だから……」と、いちいち断らなくていいです。
最高点に達するまでの時間
等加速度(1)式を使います。
=
+
より
0=9.8−9.8
=
1.0 s
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