加速度(1)

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 「物理基礎」 教科書p24〜26  
 


トラックと乗用車が同時に発進したとすると、乗用車は加速がよく、トラックは重いので、乗用車に比べると加速はわるい。
 ここで、加速がよいとかわるいとかの表現ではなく、数値で加速の度合いを表すことを考えます。


 
 

 上の図で、乗用車の加速の度合いは、1秒あたり、


 トラックの加速の度合いは、1秒あたり


となります。
 乗用車の方が、毎秒の加速の度合いが大きいことがわかります。

 この、1秒あたりの速度の変化を「加速度」といいます。

 「加速度」は、「速度」の変化の度合いですから、「向き」と「大きさ」を持つベクトル量です。
 上の図の例では、無意識に、「右を正の向き」として考えていました。


  
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