ベクトルの扱い方(4)

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 「ベクトルの差」(教科書p21)

 ベクトルの差()について、2通りの方法を説明します。

1 を加える方法

  なので、図のように をひっくり返して、 と足します。



 
2 「ベクトルの引き算は、始点をそろえて後ろから前」の方法


  として、

  と式変形できます。

  を継ぎ足すと、 になるということです。





 求めるベクトル は、 の終点(先端)から の終点へ向かう矢印で表されます。

 覚え方は、
「ベクトルの引き算は、始点をそろえて後ろから前」
  (後のベクトルの先端から前のベクトルの先端へ矢印を引く)






 2つの図を比べると、 は、等しい(位置は異なるが、大きさと向きが等しい)ことがわかります。

 
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