有効数字と数値の計算(9)

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【積・商】

例題

「縦 48.1 cm、横 6.8 m の長方形の面積は、何 cm ですか。」

 
【解説】

上の、丸で囲った数字が、誤差を含む数字です。

上の例の場合、
十の位の「2」の段階で誤差を含むことになりますので、
さらにその下の一の位の「7」は、信頼性がない
ことになります

そこで、解答は、十の位までとし、次の一の位を四捨五入して、

 
 3.3×10 cm

となります。


 計算のたびに、有効数字の最後の数字に丸をつける訳にはいきません。
上の例のように、有効数字(3桁×2桁 → 2桁)となるので、きまりとして、

積・商の計算結果の有効数字は、
「数値の桁数が少ない方の桁数にする」
ことにしています。




 

 
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