時は巡って、前局から6年後の昭和55年(1980年)の夏です。 私は、地元の「新潟」に戻って「零細建築会社」に勤めていまして、 彼は「東京」で、東証一部上場の「某大手機械会社」勤務です。 彼が、夏の休暇で新潟に帰ってきた際に打っている碁です。 場所は、鳥屋野の我が家で打っています。旧宅です。 この碁は、私が大石を取られて投了しています。 「言い訳」ですが、大学を卒業してから碁は全然打っていません。 碁の雑誌や、テレビのNHK杯くらいは見ていましたが、 実戦を打つ機会がほとんどありませんでした。 打つ相手がいなかった(?)という訳です。 と言って、相手がいないというほど私は強くありませんが、 実戦はゼロでした。唯一、彼が新潟に帰った時に打つ位でした。 彼は、囲碁部がある位の大会社ですから、強い人とも打っていたようです。 まあ、棋力は打っても打たなくてもそんなに違わないでしょうが、 「勝つか負けるか」となると、実戦がものを言うと思います。 全て、負けた人の「言い訳」・・・ですけどね。 5戦で「2勝3敗」となりました。 |