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金井・與口 決戦七番勝負

第3局


昭和46年(1971年)の春です。
この時、私は3年目の大学受験で、やっと合格しました。

一応、建築方面を志望していまして、
国立は、その頃1期、2期があったんですが、
1期は金沢大学、2期は福井大学を受験しました。
私立は、芝浦工大とか東京理科大あたりを受けました。
みんな落ちましたね。3年間で10校受けて、1勝9敗でした。
最後に東京電機大に拾ってもらったという訳です。電機大に感謝!

個人的な話で失礼しました。本論に戻ります。金井君との3局目です。
で、この時私は浪人と大学生のちょうど中間というあたりです。
彼は春休みで新潟に帰って来ていたんでしょうね。

この碁は「新潟囲碁センター」で打っています。懐かしいですね。
古町の5番町くらいだったでしょうか? 場所もよく憶えていません。
高校生の頃から通っていて、学校をさぼって(?)行ったりもしていました。

狭い階段をトントンと上がると、その「碁会所」はありました。
結構広かったような記憶があります。碁盤が30面くらいあったかな?
おじさん達が、ワァーワァー言いながら、パチリパチリと碁を打っていました。
その中で「高校生」は珍しかったと思います。今はその「高校生」も「おじさん」です。

この碁は最初私が金井君の大石を取ったのですが、最後はやられています。
もう浪人も終ったので、金井君もプレゼントはくれませんでしたね。


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