前局と同じく、電大3年の春です。 師匠・森氏から碁を習って6〜7年後です。 「師弟対局」なんて書いていますが、森山君とは同い年です。 小学校1年生からの同級生で、中学・高校と一緒でした。 浪人も2年間で、これまた同じなんですが、 頭の出来は相当違いまして、森氏は、 この時、慶応大学の3年でした。 その頃、慶応大学の囲碁部は小森さんが仕切っていたようで、 森山君も一応、囲碁部には入っていたようなんですが、 中学からやっていて、高校選手権で6位になって、 もうこの頃は、他に思いが行っていたようです。 師匠・森山氏との棋譜は6局残っていまして、最初の8子から、 5子・4子・3子・2子とありまして、この局が最後の棋譜です。 この局は定先で勝たせて貰いましたが、森氏にしては どういう訳か、サラサラ打っています。きっと、 わざとハナを持たせてくれたんでしょうね。 |