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血涙囲碁15番勝負

第5局


昭和47年(1972年)になりまして、私は無事2年生になりました。
と言って、学校によっても違うでしょうが、東京電機大では
まあ2年生には、自動的になれるシステムでした。

電大の囲碁部は、前年に続き、また強い方から何人か抜けて、
いよいよ、弱体化しつつ(?)ありました。
前年秋も降級で、S47年春期の関東リーグ戦は5部でスタートです。
強い先輩が抜けて、私は一応「補欠」から正選手になりました。

棋力は4級から3級に上がったくらいでした。
弱い初段というあたりでしょうか。
ただ、いくら5部とはいえ、弱い初段の私が選手では、
電大囲碁部も、お寒い状況と言えます。

この局は、春期の第1戦ですが、運良く勝たせて貰っています。
団体戦ですので、勿論自分が勝った方がいいのですが、
たとえ負けても、他の人が3勝していれば勝ちですし、
自分が勝っても、他で3敗していれば負けです。

すごい大差の碁ですが、中押しではなく最後まで打っています。
団体戦ですと、大差でも投げにくい雰囲気がありますネ。


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