![]() ISDNの場合、回線を引いただけではインターネットはもちろん、電話も使うことができません。デジタル信号をやり取りするためはゼッタイに必要な機器があります。 ここでは、ISDNに使う通信機器がどのようなものなのか、何を選べばいいのかをカンタンに解説します。 |
■ISDNに必要なもの ISDNを使うために必ず取り付けなければいけないのが、「DSU」と「ターミナルアダプタ」。これらは、アナログ回線では必要なかったから新たに購入する必要があります。電話機やファクス、そしてインターネットを使うためのパソコンは、アナログ回線で使っていたものをそのまま利用することができます。 |
ISDNの場合、自宅の電話やパソコンからインターネットまでは、このような接続になります。さて、必要なものは・・・
【そのまま!】引き込みモジュラージャック ほとんどのご家庭では、現在は電話の引き込み口はジャックを差し込むだけの「モジュラージャック」になっているはず。ISDNでは、アナログ回線で使っていたモジュラージャックはそのまま使うことができます。 |
【必要】DSU Digital Service Unitの略。ISDN回線の入り口の役目を果たすもので、1回線につき1つ必要になります。最近では、次に登場する「ターミナルアダプタ」に内蔵されている場合がほとんど。DSU内蔵型ターミナルアダプタを選べば、DSUを別途用意する必要はありません。 |
【必要】ターミナルアダプタ(TA) アナログ回線で使っていた電話機、ファクスやパソコンなどをISDNに接続するための装置。現在市販されているものは、ほとんどがDSU内蔵のタイプです。DSU内蔵型を使えば、配線がシンプルになり、設置も1台で済むというメリットがあります。 |
【そのまま!】電話機・ファクス 今まで使っていた電話機やファクスは、TAの「アナログポート」に接続すればそのまま使用OK! ただし、プッシュホン信号が必要です。旧型のダイヤル式電話機は使用するTAによって使用できない場合があります。 |
【そのまま!】パソコン インターネットを楽しむならパソコンは必需品ですね。これまでアナログ回線でモデムを使ってインターネットをしていた場合は、使用していたパソコンをTAに接続して使用することができます。ただし、使用環境やプロバイダなどによっては、接続設定の変更が必要です。 |
※購入するTAによって異なります。 |
|