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      分野 
       熱とエネルギー 等 
       昔からある「ポンポン船」が、最近は科学教材(科学玩具)として売られるようになりました。やっぱり動くものはおもしろいですね。 
       自作もできますので「その他の話題」のページに自作記事も掲載しています。 
       
      内容 
       ポンポン船は、蒸気エンジンやガソリンエンジンと同じ熱機関であり、熱エネルギーを利用しています。水を満たしたボイラーをろうそくなどで熱することで動きます。そのしくみは次のような物です。 
      (1) ボイラー内の水が熱せられ蒸気になります。蒸気になると水の体積は一気に1700倍になるので、ボイラー内の水が水蒸気とともに水中に噴出します。 
      (2) ボイラー内の水が噴出するとき、水の慣性により水が水中へ出すぎます。このため、ボイラー内が負の圧力となって水の吸入が起きます。 
      (3) この過程がくり返され(自励振動)、船は前進します。 
       
       
       
       
      購入先 
       中村理科 1,200円程度 
       http://www.12rikachan.com/ 
       
       その他、インターネットで検索すると、通販しているところが多数見つかります。 
       
       
       
       
       
       
       
      宮田 佳則 (新潟高校) 
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