平成18年(2006年)の新潟の夏はとても暑く、連日35℃に達する日が続きました。そんなある日の朝、小学校1年生の娘と、娘「今日は、このTシャツを着る。」、私「そんな真っ黒なTシャツじゃあ、外へ出たら暑くてたまらないよ。」、娘「何で?」、私「黒は、お日様にあたると暑くなりやすいんだよ。白っぽい服がいいんじゃないの。」、娘「ふ〜ん。白は暑くならないの?」、私「暑くなりにくいよ」、……というような会話がきっかけとなり、夏休みの自由研究に、いろんな色と、日光に当てたときの暑くなりやすさを調べることになりました。
私(大人)が手伝いをしましたが、題名や、本文は、子供なりの表現のままとしました。言葉足らずの箇所や、意味が通じにくい表現もありますが、小学校1年生ということで、意味をくみ取ってください。また、実験内容も、ややおおざっぱな点もあろうかと思いますが、大人の実験ではないので、ご了承下さい。
私にとっても、ひとつ大きな収穫だったことは、色水に手を入れたときに、黒はほんとに熱くなっていたこと、白はぬるいままだったこと、予想以上に温度差を感じることがわかったことです。
宮田 佳則 (柏崎総合高校)
いろのおんどがどうちがうかのけんきゅう
1 はじめに なつはなにいろのおようふくをきたらいいかとおもっていろとおんどがどうちがうかをしらべました。 2 よういしたもの えのぐ、水、おんどけい、プラスチックコップ、いた、アルミホイル、かみ、えんぴつ 3 じっけん (1)コップ7こに水をいれて、えのぐをいれてとかした。 えのぐのいろはくろ、しろ、あお、あか、きいろ、みどり、ひとつは水のまま。 (2)いたにアルミホイルをはって、こっぷをのせた。アルミホイルはおとうさんがはった。 (3)ぜんぶをひなたにだして、10ぷんごとにおんどをはかった。おんどけいはおとうさんがよんだ。 |
![]() ↑絵の具でつくった色水 |
![]() ↑日向においた |
4 けっか 8月17日 10じ20ぷん から 1じ30ぷん
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![]() ↑黒の温度測定 |
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![]() ↑白の温度測定 |
5 わかったこと (1)くろがいちばんあつかった。 (2)みどりがおもったよりもあつかった。 (3)しろはやっぱりぬるかった。 (4)あおとあかはほとんどおんどがおなじだった。 (5)あおとあかはあつかったけどくろよりはあつくなかった。 (6)とうめいはしろよりあつかったけどおんどはちょっとぬるいほうだった。 (7)きいろはとうめいよりしろよりもあつかったけどあついのでは3ばんめだった。 (8)ひかげにいれて1じかんたったときはおんどがいっきにさがった。 (9)ひかげでは、どのいろも34どだった。 (10)ほんとうにてをいれたときもくろはしろのほうがぬるかった。 6 おもったこと (1)しろいおようふくはたいようにあたってるからちょっとあついけどおんどをはかってみたらおもったよりぬるかった。 (2)くろはおもったよりもおんどがあがった。 (3)うちのなかでは、えあこんがついていたからぜんぶ28どだった。 (4)42どまでおんどがあがるのはすごいとおもった。 (5)くろとみどりはおんどがすごくあがるとおもった。 (6)あおとあかはどっちもさいごは40どだった。 |
![]() ↑黒は熱い |
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![]() ↑白は熱くない |
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おわり |
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