E2.フラッシュペーパー

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フラッシュペーパー

出典
 「D1.スチールウールと乾電池で火おこし」の実験教室で、滝川先生がデモンストレーションで燃えて無くなる紙を用いていました。その後、手品用品で同様の紙があることを見つけました。

内容
 手品で使う、勢いよく燃えて何も残らない紙です。火を使うときや、レンズの焦点などで、デモンストレーションに使えます。

 新津高校田中先生に伺ったところ、成分は主にジニトロセルロースだそうです。
 自作方法は次の通り。脱脂綿を濃硫酸と濃硝酸1:1の混合液に20〜30分浸した後、水で希釈してその後よく水洗いする(この状態でジニトロセルロース)。これを乾燥させた後ほぐしてひも状に縒ると「火縄」ができるので、途中から紙を漉く方法を採ればその手の紙ができるのではないか、とのことでした。危険を伴う実験なので、適当にやるのは不可。化学の教員に相談してください。

購入先
 馬場機械店に注文で、A4 5枚 4,500円程度。自作もできるかもしれません。

宮田 佳則 (新潟高校)

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