分野
直接教科書の単元とは結びつきません。機構が面白く、好奇心を誘います。例えば鉄球が下の段に移るときはレールの一部がシーソーのような動きをしたり、鉄球がどこをどう通って移動するのかなど、力学的、機械工学的なおもしろさがあります。
内容
面白い時計です。写真は4時34分(上から鉄球が1個ころがってきているので35分になるところ)を表します。おわかりでしょうか。
1分ごとに一番上のレールに小さな鉄球が運ばれます。一番上のレールは鉄球1個が1分を表します。
一番上のレールが5個になると、「ガラガラ」と、4個は裏側に戻り、1個は2段目のレールに運ばれます。2段目のレールは鉄球1個が5分を表します。
2段目のレールの鉄球が12個(60分)になると、「ガラガラガラ」と、11個は裏側に戻り、1個は一番下のレールに運ばれます。一番下のレールは鉄球1個が1時間を表します。
一番下のレールの鉄球が13個(13時)になると、1個を残し、「ガラガラガラ」と、12個は裏側に戻り、1時となります。
12時59分から1時00分になるときが見物です。
後ろの上部中央に秒の標示がカチカチ回りますので、この時計は秒まで読みとることができます。
蛇足ながら、職場に置いてみたら「うるさい」と不評でしたのでご注意下さい。
購入先
新潟小新の東京インテリア 五千円程度
インターネットで検索すると、通販を扱っているところ(東京インテリアではなく)もあるようです。
宮田 佳則 (新潟高校)
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