波のグラフと媒質の振動(1)

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教科書p143〜p145
 
  
波のグラフ(-グラフ) (教科書p143)

波とは、波源の振動が周囲に伝わっていく現象をいいます。
下のアニメーションは、左端が波源で、媒質の上下の振動(ここでは単振動)が次々に右側に伝わり、正弦波が生じている様子を表しています。




ある時刻で「パシャ」と写真を撮ったとすると、その瞬間の波形がわかります。
例えば、下の図は、上のアニメーションのある瞬間の波形を表します。



<重要>
 横軸に着目してください。媒質の位置を表すです。単位は例えばとなります。 
 

ちなみに、縦軸は媒質の振動の変位(単位はなど)です。

この、「波を写真に撮った」ような波のグラフを、ここでは「-グラフ」といいます。
-グラフの波形を描くときは、一般的には上の図の媒質を表す丸いものは描かず、下の図のように表します。




  
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