135: 台風の教訓 (5)
例えば、例えばの話ですが・・・、車が傷つけられたとします。
車は、新車で350万円だったとします。 修理すれば、
10万円位は掛ると思います。少なく見積もっても・・・ネ。 でも、
車であれば保険がありますので、修理工場に運んで・・、板金直して・・、
塗装して・・、元通り(本当はチョット違いますけど・・・)になると思います。
しかし、住宅ですと、そうは簡単にいきません。金額だって1桁違います。
例(くだん)の瓦屋さんは、「元通りに直します」と啖呵を切って帰りました。
でも、もちろん、我家の補修は瓦屋さんがするわけではありません。
瓦屋の次に、お隣を作った大工さんとサッシ屋さんが来ました。
本当の責任者は出て来ませんが、他の業者さんは結構来るんです。
ただ、お隣の大工さんとサッシ屋さんには何の責任もありません。
設計事務所から行けと言われて、シブシブ来ている訳です。
お隣の大工さんとサッシ屋さんだって、いい迷惑です。
「外壁取り替えて・・・、サッシ取り替えて・・・」なんて、話だけです。
もちろん直り(し?)ません。私も建築屋ですからそれ位の事は分かります。
実際出来ない話です。 いいですよ、直せないのは直さなくたって。
変に直しても、かえって前より悪くなりそうですし・・・ネ。
天災(人災?)だと思って、諦めるより外ありません。
いい勉強させて貰いました。 お蔭様で、いい『教訓』になりました。
これから、まだまだ「台風シーズン」の本番です。
次は、我家の屋根が飛んでいくかもしれません・・・けどね。
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(2004年9月9日・記)
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