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127: 「ボード碁」への誘(いざな)い

 「嵌った」シリーズの第2弾、「ボード碁」の続きです。

 今は「スローライフ」とか「スローフード」なんて言葉がブームです。
 世の中が忙(せわ)しないんで、アンチとしての「スロー」になるんでしょうね。
 「ボード碁」は、まだ高速・定額制になる前の、「古いネット碁」とも言えます。

 このホームページの別のコーナーで「郵便碁」のことを書いたことがあります。
 葉書に、1手1手「@ 5の三 ケイマ」なんて書いて進行します。
 1局打ち終わるのに10年以上掛ったと言う話でした。(囲碁自戦百局より)

 昔の碁は、大一番ですと、1局打つのに相当時間が掛っています。
 川端康成の小説「名人」で有名な、「本因坊秀哉名人vs木谷実七段」戦は、
 終わるまでに半年近く掛っています。まあ、こんなに長くなくてもいいですが・・・。
 院社対抗戦の「秀哉vs雁金戦」も3週間くらいは掛っていたようです。

 素人なりに、1局打つのに1〜2週間から1ヶ月かかるなんていうのも、
 中身はさて置き、実に玄人風で面白いんじゃあないでしょうか。

 「碁」は、別名「手談(しゅだん)」などとも言われます。
 言葉で話すのではなくて、「手」で話をする、と言う意味なんでしょうね。
 「ネット碁」は、「勝負優先」という感じがしますが、
 「ボード碁」は、囲碁そのものを楽しめるような趣(おもむき)があります。

 1手動くと「今日も○○さんは元気でいるな」というのが手に取るようにわかります。
 たまに、朝早く1手打ってあったりすると、相手の動きも感じます。
 遠く離れていても、連帯感みたいなものまで生まれて来るんですよ。

 私が加入しているのは、「日本囲碁ソフト」というところのボード碁です。
 料金は、最初3ヶ月は1500円で、継続は3ヶ月で1200円です。
 1ヶ月の「無料お試し期間」もありますので、宜しければ覗いて見て下さい。
 と言って、私は「日本囲碁ソフト」の回し者(宣伝マン)ではありません。
 まあ、「ボード碁」を運営しているサイトは何ヶ所もあると思います。

 「ネット碁」の勝負に疲れた方も、1度「ボード碁」を打ってみませんか?
 ゆったり・のんびり、「碁の本当の面白さ」が再認識出来ますヨ。


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