| 124: 「冬ソナ」に嵌りました 
 
  
            | 「冬ソナ」とは、言わずと知れた韓国ドラマの「冬のソナタ」のことです。
 BSでやっていた時も、噂はチラっと聞いた事があったのですが、
 カミさんもそれほど興味を示さず、勿論私も見ることはありませんでした。
 
 今年(2004年)の春になって、NHK総合で再度、放送が始まりまして、
 土曜の深夜、何気なく見ましたら、その1回でドップリ「嵌りました」ね。
 もう、それからは夫婦2人で「チュンサン」と「ユジン」にメロメロです。
 
 蓮池さんちの重代さんは北朝鮮から帰って3日で20話全部見たとの事ですが、
 うちはDVDやVTRはありませんので、まだ放送通りの第8話(6月1日現在)です。
 ただ、上下2巻の本を買ってきて読了しましたので、ストーリーは承知済みです。
 
 世の女性は、なんてったって、あの「ペ・ヨンジュン」さんのカッコよさですから、
 まあ、よほどのヘソ曲がりでない限り、ほとんどの女性はウットリしていると思います。
 
 ところが、男性となると、あんまりウケがよくないみたいなんですね、これが・・・。
 「ペ・ヨンジュンなんてどこがいいわけ?」とか、「オカマみたい」とか、散々です。
 私は大好きですけどね。あれほどカッコいい人はちょっと日本では見当たりません。
 勿論、私は男ですから、ユジン(チェ・ジウ)さんもメチャ可愛いんですけどね。
 
 「冬ソナ」のテーマは、初雪のように、白くて、無垢で、純な、ラブストーリーで、
 まあ、今の日本では、恥ずかしくなるくらいのプラトニック的「純愛」ものですよね。
 中年男が「冬ソナ」見て泣いているんじゃあ、その方がよほど恥ずかしいですけど・・・ネ。
 
 チュンサンはユジンに、「サンヒョクのどこが好きなんですか?」と聞きます。
 ユジンは、いろいろ好きな理由をいっぱい挙げますよね。するとチュンサンは、
 「そんなに理由があるなんて、愛していない証拠ですね」と喝破します。
 この一言が最大の山場ですね。「好き」に「理屈」はないということでしょうか。
 
 間違ってるかもしれませんが、テーマは「理性と感性の鬩(せめ)ぎ合い」だと思います。
 ユジンは勿論のこと、登場人物全員が、いいかげんにしろと言う位「優柔不断」です。
 「理性」と「感性」の間(はざま)をゆらゆらと揺れながら、ストーリーは展開します。
 
 チュンサンは「理性」です。高校生で大学の数学が解ける位の理詰めの人です。
 ユジンは「感性」そのものです。まあ、女性は大抵カンで生きてますからね。
 
 碁で言えば、読みとカンの戦いです。読み(理性)とカン(感性)はどちらが強いか?
 結論を言えば、「カンは読みを越える」で、カンが勝ちます。関係ない話です・・・ネ。
 
 で、結局、なんでそんなに「冬ソナ」にハマっているのか? という理由なんですが・・・、
 答えは、「好きになった理由は・・・解かりません」という理屈になります。
 でも、「冬ソナなんか面白くない」という人だけは、理由が解かりませんね!
 
 
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