120: 年金問題を考える・その5
新しいシステムになって、「年金」が増える人は不満がないでしょうが、
もし、「ガックリ減りました」なんて人は、きっと怒るでしょうね。
でも、前にも書きましたが、減ると言う事は今までが優遇すぎたんです。
払った人が、払った分だけ貰える、というシステムですから、
減ったという人は、単に支払が少なかっただけなんです。
諦めてもらうか、あとは追加で支払ってもらうか・・・ですね。
専業主婦の方は、今までは、払わなくても貰えたらしいですが、
この制度ですとそうはいきません。でも、専業主婦をやっているような人は、
旦那様が沢山貰えるでしょうから、全然問題はないと思います。
あと、65歳から支給されますが、もし70歳以内に亡くなったら、
自分の支払った分も貰えませんが、75歳以上生きれば、
80歳で3倍、85歳で4倍・・・と、当然長生きすれば沢山貰えます。
前に「損も得もありません」と書きましたが、長生きした方が得になります。
でも、「長生きして得」くらいの方がいいでしょう。「年金」ですから・・・。
ただ全体的には、このシステムですと年金の額は減る方向だと思います。
でも、年金なんて、そのくらいの程度でいいんじゃあないですか。
あと、このシステムですと、消費税を上げる必要もありません。
社会保険庁が、「無駄使い」さえしなければいいだけの話です。
財政的に苦しい国は、負担が減りますので、助かるでしょうね。
払いたくても払えなくて、結局年金が貰えない人もいるかもしれません。
国は財政が楽になった分、福祉方面に予算を回せばいいと思います。
あとひとつ、最後に言いたいのは、「受け取り方法」の話です。
「一時金での受け取り」もあったほうがいいんじゃあないんでしょうか。
普通の民間の「個人年金」には、「一時金」での受け取りもあったと思います。
「年金基金」では「一時金」での受け取りがありました。実は、私も戴きました。
もし、「一時金」の制度があれば、私は「年金なんて要りません!」(ヤッパリ)
まとめて全額1200万円(?)、「一時金」で貰いたい(!)・・・ですね。
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