119: 年金問題を考える・その4
で・・・、具体的に「年金」の試算をしてみます。
人の事は分かりませんので、私の場合で試算してみます。
私は、おおよそ月に2万円くらいを約25年間支払いました。
勿論、最初はもっと少ないですし、最後はもう少し高かったと思います。
その年その年の掛け率によって換算されるようになっています。
これに関しては、今の規定でいいと思います。特に異論はありません。
で、早い話が、私の支払った額はいくらになるかというと、
2万円x12ヶ月x25年=600万円となります。単純計算ですけど・・・ね。
国庫負担が50%で、2倍になりますので、総計は1200万円です。
すると、「年金」の額は・・・、
1200万円/12ヶ月/10年=月に10万円、となります。
「少ない」でしょうか? 感想は人によって違うでしょうけど・・・ネ。
少ないと思う人は、支払を4万円にすれば、月「20万円」になります。
もし2万円の支払いでも、40年間払えば、月「16万円」になります。
多いも少ないも、自分が払った分だけ還元されるという事なんです。
小泉さんは、「議員年金は廃止する」なんてカッコよく言っていますが、
別に「議員年金」だって廃止する必要もありません。同じ計算です。
国会議員は月10万円で、10年間支払えばいいとの事です。すると、
10万円x12ヶ月x10年=1200万円で、2倍ですから総計は2400万円です。
で、年金は、2400万円/12ヶ月/10年=月に20万円、となります。
月「20万円」で年額「240万円」ですね。今より減っているでしょうか。
現行は、国庫負担7割で、年410万円(!)との事です。減るということは、
今までが優遇過ぎたんです。「甘い汁」を吸っていた証拠なんですよ。
しかし、中曽根さんは「50年」ですよね。50年なら年「1200万円」です。
かえって多いくらいです。・・・でも、いいんじゃあないですか。
国としては、議員歳費を払うより、年金の方が安く付きます・・・ヨ。
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