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118: 年金問題を考える・その3

 私の愚案(?)を一言で簡単に言えば、
 「入りたい人は入ればいい、入りたくない人は入らなくていい。」
 「払った人が、払った分だけ貰える」というオープンなシステムです。

 スッキリしているんじゃあないでしょうか?

 「25年間」も関係ありません。「カラ期間」なんて言葉も不要です。
 払えない時は払わなくていい、払いたい時払えばいい。
 払える時にまとめて支払ってもいい訳です。ですから・・・、
 あのCMの江角マキ子さんも、別に謝らなくたっていいんです。
 後からまとめて支払ってもいい訳です。自由なシステムなんです。

 そんなことしたら計算がややこしい、なんていうのは昔の話です。
 今はコンピューターの時代ですから、そんな計算、朝飯前ですよ。
 OA化という割りに、お役所のOAはデメリットばかりでいい事ありませんが、
 コンピューターをもっと有効に利用すれば、簡単な事だと思います。

 1号も2号も3号も・・・小難しい事は、な〜んにも関係ありません。
 国会議員もサラリーマンも自営業者も主婦も、肩書きは全く関係ありません。

 「そんな選択制にしたら、誰も入りませんよ」と思われるでしょうか?
 もし、それで誰も入らないと言うんなら、「年金は不要だ」というだけです。
 社会保険庁なんて、縮小するか、解散するか、のいずれかです。

 でも、このシステムなら、需要は結構あると思いますよ。
 一応、国庫負担は50%ですから、払った分の「2倍」は貰える
 ということになります。10年での話です。(具体例は次回で書きます)
 払った分の2倍ですから、貰う方もそんなに悪くはないでしょう。

 今の制度より、よほど支払は向上すると思います。そうなると今度は
 支払う方(国)が大変でしょうか? ・・・これも、別に問題ないと思います。

 今は利息が1%以下なんて時代ですが、利息が5%、7%なんて頃は、
 郵貯や銀行に貯金しても、5年で1.5倍、10年だと2倍位になりました。
 30年も40年も支払っての年金ですから、「2倍」くらいは当然でしょう。
 それも支払った人に還元するだけですから、無理な話ではありません。


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