115: 拉致問題を考える・その5
問題は、横田めぐみさん始め田口さんや有本さん達の「奪還」です。
横田めぐみさんは、金ファミリーの家庭教師という話もあります。
田口八重子さんは、「金賢姫」の教育係だったとのことです。
有本恵子さんは、八尾さんの話を聞くまでもなく、「よど号」がらみです。
そう簡単に、「原則論」だけで還ってこれるとは思えません。
相当の「荒技」が必要だと思います。
北朝鮮は、経済危機ですから「援助」が欲しい訳です。
家族会の皆さんは、「拉致被害者は無条件で還せ」と言っています。
もちろん「無条件」で還ってきた方がいいに決まっています。
ただ、家族会から「お金(援助)を出して下さい」とは言えない訳ですよ。
心の中では、「お金なんていくら出したって」と思っているでしょうし、
自分と振り変われるなら「自分の命だって」というくらいの気持ちですよ。
被害者1人10億円なんて話も聞いたことがあります。
1人10億円なら10人で100億です。100人なら1000億!
1000億円なんて、とんでもない額ですね。
でも、よ〜く考えてみると、銀行が破綻しそうで
公的資金「○兆円注入」とかやっているんですから、
1000億円なんて、安いんじゃあないですか?
長銀だって、りそなだって、ザルみたいな(?失礼)銀行に、
いくら「○兆円」かけても、ちっとも感激はありません。
銀行のエライさんは、相変らず高給取ってのうのうと暮らしてますよ。
1000億で「拉致被害者」が100人還ってこれるんなら安いものです。
「拉致被害者」を取り還せるか、銀行のエライさんを肥えさせるか、
の比較ですね。・・・考えなくても分かりますよね。
乱暴な意見でしょうか? 自分でも乱暴だとは思いますが・・・ネ。
(2004年2月17日記)
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