| 114: 拉致問題を考える・その4 
 
  
            | で・・・、「どうしたら被害者5人の家族を取り戻せるのか?」
 
 5人の家族は、いずれは帰ってこれるとは思います。
 ただ、外務省の動きをみていると、歯がゆいですね。
 
 それでも家族会は「国の方針に従います」と言っています。
 地村さんのお父さんでなくとも、怒りたいのはよくわかります。
 家族会の皆さんは、腹の中は煮えくり返っていますよ。
 
 でも、国(外務省)に頼るしか方法がない、というのが寂しいですネ。
 勝手に帰ってきても、寺越さんなどは、何の面倒も見てくれません。
 寺越さんだって、「拉致被害者」に決まっています。
 でも、自分で「助けて貰いました」と言っているんで、アウトです。
 
 「謝罪します」の八尾さんだって「被害者」ですよ。
 しかし、「自分から行った」と言う事で、逆に「犯罪者扱い」です。
 
 国家というのは、北朝鮮でなくとも日本だって紙一重です。
 だから尚の事、頼りにならない国でも、形だけ頼っている訳です。
 本当は、窓口を一本化なんて言わずに、いろんな事をやればいい。
 
 NGOの小坂さんだって、平沢議員だって、デビ夫人(?)でもいい、
 民間の力だって、使えるものは何でも使えばいいんですよ。
 しかし、民間の協力で帰ってきたりすると、
 勝手に帰ってきたんだから、「国は一切面倒見ません」
 なんていうのが、家族会にとって一番怖い訳です。
 寺越さんや八尾さんの例もありますから・・・ね。
 
 民間の協力で帰ってきたなら、拉致被害者の面倒をみるのは勿論、
 協力者には、報奨金の10億円くらい出すべきですよ。
 
 まあ「被害者5人の家族」は、ユルフン(失礼)外務省でも帰せるでしょう。
 ただ、もしも原則論や正攻法で帰ってこない事態になれば、
 経済制裁でも入港禁止でも、何でもやらなくてはダメだと思います。
 
 
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