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112: 拉致問題を考える・その2

 愚案・妙案の前に、ひとつ書きたい事があります。

 いわゆる『2週間の約束』、という話がありますよね。
 北朝鮮側は「2週間で帰る」と言う約束を破ったから「約束違反だ」と言うし、
 日本側は、「そんな約束はしてない」なんて、水掛け論です。
 今の所そこが一番のネックで、話が前に進んでいないのが現状です。

 本当はどうだったんでしょうか?

 私は日本人ですから、日本の言っている事が本当だと思いたいですが、
 「約束」というか、そういう話は「あった」でしょうね。

 確か、曽我さんや蓮池さんは最初「2週間位で帰る」と言っていたと思います。
 だって初めっから、ずっと(永久に)日本に帰るという話なら、
 北朝鮮側は、そんな易々と5人を返さなかっただろうし、
 蓮池さんや曽我さんたち本人だって、子供と離ればなれになるんだったら、
 帰って来なかったかも・・・しれません。

 途中経過は色々あったでしょうけど、結果として「北」に帰らなかった訳です。
 でも、絶対に(?)最初は「2週間位の帰国」だったんじゃあないですか。

 でも、それはそれで、その方がよかったんですよ。
 北に帰れば、寺越さんの例を見るまでもなく、2度と帰ってはこれません。

 でも、結果としては「騙した」ということにはなると思います。
 しかし、騙すくらいの「荒技」でないと「拉致被害者」は取り返せません。

 でもここまでくると、日本の外務省はホントのことは言えないのでしょう。
 いずれ真実は、明らかになる時が来ますよ。
 それまでは「藪の中」でしょうかね。 「田んぼの中」だったかな?


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