109: 朱鷺メッセ「連絡通路崩落事故」私見・その2
2004年の1月19日の事故調査委員会の報告書について、
細かい事は、「新潟県庁のHP」で読んで貰えばいいのですが、
「構造、施工、監理、それぞれにミスがあった」ということです。
まあ総花的ですね。こう書いていれば間違いはありません。
しかし、施工担当の第一建設は、破壊実験までして、
「施工ミスではない」(設計ミスだ、と言う事ですね。)と言っています。
また、SDGの渡辺大先生は「構造にミスはない」と反論しています。
県の担当者は「賠償を求める」なんて、大上段の発言です。
まあ、三者の言い分が違うのですから、いずれ裁判なのでしょうネ。
設計(構造)ミスか?、施工ミスなのか? どちらでしょうか?
私はそのどちらでもない・・・、「県」が一番悪い!と思います。
ただ県の担当である港湾局長は、昨日(2004/1/26)の委員会で
「チェック機能が働かなかった。」と、あっさり非を認めています。
しかし、返す刀で「どちらにしても業者が悪い。」と、賠償請求の構えです。
すぐ謝るというのは、本当はちっとも悪いと思っていないんですよ。
もし仮に「県が悪い」となったところで、払うのは「税金」です。
どっちに転んでも、県の「えらいさん」の腹は痛くも痒くもありません。
県の「えらいさん」は、何の仕事で給料を頂いているのでしょうか?
悪かったと認めるなら、自腹で賠償して貰いたいですね。
減給1ヶ月10%なんて言うんじゃあダメです。全額払って下さいネ。
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