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99: 「設計料」について

 今回は「設計料」について考えてみます。

 詳しくは知りませんが、一般的には「工事費の10%」が相場でしょうか。
 2000万円の住宅を建てるとすると、200万円です。
 「高い」と、お思いでしょうか?
 まあ、「高い」と思われたら「設計事務所」に頼むのは、やめることですネ。

 しかし例えば、設計料がタダ(?)の○○ハウス、××ホームだったとしても、
 結局は、どこかに含まれています。また、その上に、
 ○○ハウス、××ホームであれば会社の経費分が、工事費の20〜30%は
 あるでしょうから、最後は「設計事務所」の方が安く付くでしょう・・・ね。

 私は、「CM方式」を謳い文句にして、ヒトが2000万円で建てるところを
 1500万円(?)で建てようとしていますから、パーセンテージのシステムでは
 頑張れば頑張るほど、設計料は減ります。頑張った分減りますので、大抵の
 建築士の方ですと「CM方式」なんてバカらしくて、やらないでしょう・・・ネ。
 なにか新しい、別の料率算定のシステムを提案しようと思います。

 普通の「設計事務所」で、坪単価50万円で建てたとすると
   30坪なら---1500万円で、設計料 → 150万円
   60坪なら---3000万円で、設計料 → 300万円、となります。

 私の考えている案は、
   1uにつき---1万円、です。
   100u(30坪)なら---100万円、
   200u(60坪)なら---200万円、です。これですと1/3は安くなります。
 それでもまだ「高い」でしょうか? 

 又は、「成功報酬制」でもいいと思います。下げた「コスト」の1/3です。
   2000万円 → 1700万円なら、成功報酬で、100万円です。
 もし、例えば
   2000万円 → 1500万円なら、成功報酬で、165万円になります。
 これですと、頑張り甲斐がありますね。 でも、
   2000万円 → 2000万円ですと、タダ働き(!)になります。

 その折衷案で、基本の設計料を半分にして、
   1uにつき---5千円、とします。
   100u(30坪)なら--- 50万円、
   200u(60坪)なら---100万円、になります。それにプラスして
 「成功報酬」で、下げた「コスト」の1/3の、その半分(1/6:約16%)で
   2000万円 → 1700万円なら、成功報酬50万円
   2000万円 → 2000万円なら、成功報酬 ゼロ円
 「基本料」と「成功報酬」のトータルが「設計料」になります。

 これですと、フツーの設計料の約半分くらいだと思います。
 安い上に、割と合理的だと思いますが、どんなもんでしょうか?
 

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