91: 「価格の透明化」について
この「鳥小屋日記」のコーナーも、最後の10回になりました。
今まで書いてきた事と、多少だぶるかもしれませんが、私の考えを
10回にまとめてみます。と言って、まとまらないかもしれませんが・・・ね。
今(2003年10月)新潟市の建設業界は、「談合疑惑」で騒いでいます。
「官製談合」の疑惑も出て、新潟市役所も独自の調査をしています。
しかし、こんなことは今に始まった事ではありません。
ずぅーと前から、ずーっと同じですよ。談合に関して言えば・・・。
「相談」や「話合い」も含めれば、公共工事は100%「談合」だと思います。
と言って、私は営業や積算の部門ではありませんでしたので、
「証拠を出しなさい」と言われても、そこまでハッキリ知りません。
いろんな話も聞いたような気もしますが、具体的なことは忘れました。
でも、100%「談合」だと思います。そんな事、みんな知っていますヨ。
新潟市の建設業協会の事務局長と称する人が、マスコミのインタビューで
「何の話かさっぱり分かりません」なんて言っていましたが、スゴイですね。
それくらいの面(ツラ)の皮の厚さでなければ、事務局長は務まりません。
市役所の内部調査でも、「特に不正は見つかりませんでした」なんて
市長さんが言っていたようですが、まあ、そんなもんでしょう。
頑張って下さいヨ!!篠田さん。市民派市長なんですから・・・。
で、書いていると長くなるので、本論に入りますが、
「談合」をなくす方法はあるでしょうか? ・・・あるんですよ、これが。
簡単に言えば、「透明化」です。全て「オープンにする」と言う事ですね。
市役所のホームページで、結果だけでなく経過も含めて全てを
公表・公開すればいいんです。簡単なことです。
1回目から2回目、3回目・・・の入札の経過と結果を、その全ての会社名、
金額を出すだけでいいんです。市の担当者名もあった方がいいですね。
過去の資料も全て、HPに公開すればいいんです。簡単な事です。
不正がなければOKです。もし不正があれば・・・、自ずと見えてきますヨ。
今だって、市の担当職員の人は分かっているはずです。
それでも「分かっていない」と言うんなら、嘘をついているか、
もし本当に分からないなら、仕事の出来ないボンクラな人です。
どっちにしてもアウトです。でも本当の事を言う人は、いないでしょう・・・ね?
家を建てる時も同じことが言えます。本当は、ここからが本論なんです。
工務店でもハウスメーカーでも設計事務所でも、どこでもいいんです。
好きな所に頼めばいいですよ。それぞれ特徴があると思います。
ただ、ものの値段・価格を聞いてみて下さい。
きっちり答えられる所なら、第1段階はOKだと思います。
もし、言葉を濁す業者であれば、頼むのは止めた方がいいでしょうね。
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