10: 建築費の話・その2
建築費は大雑把なものですと、大抵「一式いくら」で出てきます。
「坪いくら」なんてものもあります。
普通は、値段の高いのがいい建物、ということになります。
でも、値段が高ければ本当にいい建物なのでしょうか?
ただ、「ハネ分」が多いだけかもしれません。
今はデフレの時代で、坪30万円を切る住宅も珍しくありません。
でも、安ければいいのか、と言うと、そうでもないような気もします。
「これは別途」 「あれは別途」で、最後が高ければ何にもなりません。
大雑把な見積書は、中身が解からなくて困ります。
かといって、細かい見積書は返って高くなるという傾向もあります。
見積書とは、「建築費を解かりにくくした書類」
とも言えるのではないでしょうか。
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