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建築探訪・その95



            「海の博物館」 (内藤廣設計)

内藤さんの代表作、建築学会賞受賞の「海の博物館」です。
92年の作ですか。場所は、伊勢志摩の三重県は鳥羽市ですね。

「海の博物館」は、内藤建築の「原点」とも言える建物でしょうか。
大断面集成材・山型架構・PC構造など、内藤さん独特の手法ですが、
その後の建築も、大抵この枠の中に入っているような気がします。

「海の博物館」の近くに、同じ内藤さん設計の「志摩museum」が
ありますが、これもその範疇でしょうか、シンプルで力強い作品です。

   「志摩museum」 


私は97年に行ったのですが、名古屋まで飛行機で行きまして、
1日1便が夕方便でしたので、やむ無く名古屋で1泊しまして、
翌日、名古屋から鳥羽まで、電車でトコトコ行きました。2日掛りです。
新潟からですと、ソウルや上海の方が近い感じ(?)がしますネ。

そこまでして何故行ったかと言えば、私事で恐縮なんですが、
大学時代の「民家研究会」(通称:民研)のOB会の集まりでした。
そんなことでもないと、鳥羽までは行きませんが、伊勢の観光地では、
「伊勢神宮」や二見が浦の「夫婦岩」が有名ですが、名物「赤福」も旨い
ですし、最近、民活の成功例として有名になった「おかげ横丁」も凄く
面白いですので、2日掛けても、行って見る価値は充分ありますね。

     
       
 「赤福本店五十鈴茶屋」       「おかげ横丁」の招き猫
            
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