「安曇野ちひろ美術館」 (内藤廣設計) 信州シリーズの3回目は、「安曇野ちひろ美術館」です。 「ちひろ美術館」は、すごい人気ですね。 見学者というか、観光客が、山の如く(?)押し寄せています。 信州を巡るツアーで、観光ポイントの1つになっているんでしょうね。 新潟からも、「ちひろ美術館」に行く「日帰りバスツアー」もある様です。 今また、癒し系の「いわさきちひろ」の絵が受けているんでしょうネ。 常設の展示が素晴らしいですし、企画展も盛りだくさんで面白いです。 私が行った時は、ちょうど中庭で、「おはなしの会」をやっていまして、 子供達に「絵本」を読んでいました。大人でも楽しめますね。 ![]() ![]() と言って私は相変らず、あちこちウロウロ建物ばっかり見ていまして、 展示物はあんまり見てません。人から見たら・・・変な奴に見えるでしょうね。 で・・・、建物本体の話なんですが、 下部構造はRC造、上部の切り妻屋根部分は木造の集成材という、 おなじみの組合せ(?)でして、内藤さん得意の構成になっています。 でも、架構はいつもの大断面ほど大きくなくて、ピッチも半間で細かめです。 そこが、ちひろさんの「繊細さ」とマッチして、いい空間になっていますね。 信州の山々に囲まれて、広々した素晴らしいロケーションに建っています。 手軽で便利な「バスツアー」に参加して見学するのも結構ですし、 マイカーで、「1日のんびり信州巡り」なんてのもいいのではないでしょうか。 |