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建築探訪・その93



         「安曇野ちひろ美術館」 (内藤廣設計)

信州シリーズの3回目は、「安曇野ちひろ美術館」です。

「ちひろ美術館」は、すごい人気ですね。
見学者というか、観光客が、山の如く(?)押し寄せています。
信州を巡るツアーで、観光ポイントの1つになっているんでしょうね。
新潟からも、「ちひろ美術館」に行く「日帰りバスツアー」もある様です。

今また、癒し系の「いわさきちひろ」の絵が受けているんでしょうネ。
常設の展示が素晴らしいですし、企画展も盛りだくさんで面白いです。
私が行った時は、ちょうど中庭で、「おはなしの会」をやっていまして、
子供達に「絵本」を読んでいました。大人でも楽しめますね。

         「おはなしの会

と言って私は相変らず、あちこちウロウロ建物ばっかり見ていまして、
展示物はあんまり見てません。人から見たら・・・変な奴に見えるでしょうね。

で・・・、建物本体の話なんですが、
下部構造はRC造、上部の切り妻屋根部分は木造の集成材という、
おなじみの組合せ(?)でして、内藤さん得意の構成になっています。
でも、架構はいつもの大断面ほど大きくなくて、ピッチも半間で細かめです。
そこが、ちひろさんの「繊細さ」とマッチして、いい空間になっていますね。

信州の山々に囲まれて、広々した素晴らしいロケーションに建っています。
手軽で便利な「バスツアー」に参加して見学するのも結構ですし、
マイカーで、「1日のんびり信州巡り」なんてのもいいのではないでしょうか。

            
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