「諏訪湖博物館・赤彦記念館」 (伊東豊雄設計) 信州シリーズ第2弾は、伊東さんの「赤彦記念館」です。 前回の藤森さんの「守矢史料館」は、辿り着くのに七転八倒しましたが、 こちらは諏訪湖のほとりにありますし、スンナリ行けました。 伊東さんは「リリックホール」、「メディアテーク」に続いて3回目の登場です。 登場回数が多いということは、必然的に現在活躍中の建築家とも言えますし、 私の選ぶ「日本の建築家ベスト10」の1人にも入っています。それじゃあ、 他の9人は誰かと言うと・・・、いずれ別コーナー(あるかな?)で・・・。 下諏訪町の「町立」という事でしょうか、それ程大きな建物ではありません。 2階の左半分が「諏訪湖」の展示室で、右の半分が「島木赤彦」の展示室です。 で・・・、「諏訪湖博物館・赤彦記念館」という名前から連想する割には、 展示のスペースも狭いですし、展示の品も、あまり多くはありません。 展示品の見学を目的の方は、少々期待はずれかもしれません・・・ネ。 と言って、私は「美術館・博物館」に行っても、展示物はあんまり見ません。 何を見ているかと言えば、建物バッカり見ています。「バッカみたい」ですか? まあ、冗談は、さて置きまして・・・、 建物本体は、アルミパネルとガラスで、「軽く・薄く」作ってありまして、 「いかに存在感をなくすか」がテーマの建築だと思います。 建物は成功しているのでしょうが、展示の方も「軽く・薄く」になっていますかネ。 ![]() ![]() |