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建築探訪・その92



         「諏訪湖博物館・赤彦記念館」 (伊東豊雄設計)

信州シリーズ第2弾は、伊東さんの「赤彦記念館」です。
前回の藤森さんの「守矢史料館」は、辿り着くのに七転八倒しましたが、
こちらは諏訪湖のほとりにありますし、スンナリ行けました。

伊東さんは「リリックホール」、「メディアテーク」に続いて3回目の登場です。
登場回数が多いということは、必然的に現在活躍中の建築家とも言えますし、
私の選ぶ「日本の建築家ベスト10」の1人にも入っています。それじゃあ、
他の9人は誰かと言うと・・・、いずれ別コーナー(あるかな?)で・・・。

下諏訪町の「町立」という事でしょうか、それ程大きな建物ではありません。
2階の左半分が「諏訪湖」の展示室で、右の半分が「島木赤彦」の展示室です。
で・・・、「諏訪湖博物館・赤彦記念館」という名前から連想する割には、
展示のスペースも狭いですし、展示の品も、あまり多くはありません。

展示品の見学を目的の方は、少々期待はずれかもしれません・・・ネ。
と言って、私は「美術館・博物館」に行っても、展示物はあんまり見ません。
何を見ているかと言えば、建物バッカり見ています。「バッカみたい」ですか?

まあ、冗談は、さて置きまして・・・、

建物本体は、アルミパネルとガラスで、「軽く・薄く」作ってありまして、
「いかに存在感をなくすか」がテーマの建築だと思います。
建物は成功しているのでしょうが、展示の方も「軽く・薄く」になっていますかネ。

          「展示室の内部
            
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